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敗戦の夏 [雑感]

 夏休みでやって来た長男のところの 9 歳のこどもが、将棋をしようというので相手をしましたが、一勝二敗でした。目がよくないせいか角筋を見落として王手飛車をやられたり、さんざんでした。


 将棋もゲームなので、最近のこどもはゲームに強いのかも知れません。加藤一二三さんの敗戦のようすが思いだされます。そういえば何十年もまえ、スーパーマリオもこどもたちにはとてもかないませんでした。


 それにしても認知機能が低下しつつあるのだろうかと一抹の不安をおぼえます。今度、本屋さんで将棋本でも探してみようかと思います。捲土重来 !



 

タグ:将棋
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静寂の歌を [音楽]

 どうでもよいことかも知れませんが、CD を整理していて気がついたのですが、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」には「Sounds of silence」,「The sounds of silence」,「The sound of silence」と三種類の表記がありました。


 ケースには sound なのに、CD には sounds と書かれていたりします。「Sounds of silence」はアルバムタイトルのようなのですが、気になって iTunes store を見てみると、「The sounds of silence」も「The sound of silence」もそれぞれダウンロードできます。50 年以上もまえの歌なので、なにか事情があったのでしょう。ファンのあいだでは常識なのかもしれませんが・・・。


 歌詞を読んでみると、sound と sounds が両方でてきます。<Hallo darkness・・・>と呼びかけではじまる世界は、まるで村上春樹の小説の主人公が住んでいそうな雰囲気です。『風の歌を聴け』で村上春樹が登場するのは、それから 15 年後のことです。



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ホモ・サピエンスの嘆き [読書]

 台風が近くを通過しました。7月4日にも頭上を通っていったので、今年は当たり年のようです。前回は1時間ほどの大風でしたが、今日は6時間の雨風でした。帰宅時間に重なって、駐車場から玄関までの間にずぶぬれになりました。


 関東以北のひとは新鮮で元気な台風をあまり知らないかもしれません。また奄美や九州のひとは、出来たての強暴な風雨に違った印象をもっているのかも知れません。台風にもなにか表情があります。以前はジェーンとか名前をつけて呼ぶのが普通でしたね。


 いま読んでいるのは、ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』(河出書房新社)です。新聞コラムで引用されていた文句がおもしろくて買ってみました。考古学や遺伝子解析の成果をうまく整理して、現生人類のなりたちを上手に、シニカルに物語っています。


 <農業革命は、史上最大の詐欺だったのだ。・・・犯人は、小麦、稲、ジャガイモなどの、一握りの植物種だった。ホモ・サピエンスがそれらを栽培化したのではなく、逆にホモ・サピエンスがそれらに家畜化されたのだ。>  狩猟採集時代と違って、ヒトは汗水たらして一日中、延々と働き続けないと暮らしていけなくなった。


 <ニワトリほど広く行き渡った家禽はこれまでいなかった。・・・進化の狭い視点に立つと、種の成功はDNAの複製の数で決まるので、農業革命はニワトリや牛、ブタ、ヒツジにとって、素晴らしい恵みだった。>  しかし、10 億頭以上にDNAを増やした牛たちより、絶滅の瀬戸際にある野生のサイのほうが、満足そうにみえる。


 夏の読書に適しています。簡潔で、意外性もあって、適度にユーモアがあります。 目を酷使して、体力と時間を浪費し、さしづめ印刷物に使役されている家畜のように、自分が思えて来ます。





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信州の夏休み [雑感]

 四十代のころ、八月の第1週になると夏休みをとって、毎年、長野県に出かけていました。中央高速道路で恵那山トンネルを抜けると別世界にきたような気がしました。湿気と気温がさがり、日常業務からも解放されて、爽快でした。


 高遠から北上して杖突峠に着くと、前方に八ヶ岳がみえ、眼下に諏訪湖から甲州への展望がひらけ、地形図をそのまま見渡している気分になります。正面にみえる霧ヶ峰を歩くと、槍ケ岳と富士山が左右に望めます。


 なぜ、あんなに毎年、信州に行っていたのか不思議なくらいですが、涼しさの誘惑が大きいのでしょうが、また、十代のころになじんだ詩の舞台でもあったからだと思えます。浅間山、千曲川、追分、美ヶ原などを巡り歩くのは、歌枕を旅するのと同じことです。


 少年のころ読んでいたのが、吉田精一『日本近代詩鑑賞』明治篇、大正篇、昭和篇という新潮文庫だった・・・今から思えば変なこどもだった。 成長してへんなおじいさんになっただけだったかも知れないが・・・。



 


 

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茫洋とした話 [雑感]

 先日、東京に住む長兄がわが家に立ち寄ってくれたので、いろいろな昔のはなしを聞かせてもらいました。祖父の代のことは子供のころから断片的にでも身近に見聞きしていますが、「ひいじいさん」となるとイメージが湧きません。だれでも三代前になると百年近くまえになるので、霞がかかってきます。


 父方の曾祖父は安政2年(1855)に岡山県の美作あたりで生まれています。母方は安政5年に神戸で出生したようです。ちなみに桜田門外の変は安政7年です。


 兄は長男なので、退職後に時間があるので、役場や親戚などをたどって、調べた結果を弟たちに伝える義務感があるようです。おかげで親戚間の関係がやっと理解できるようになりました。


 このあいだまで読んでいた本では、正岡子規は明治28年、日清戦争に従軍記者で遼東半島にでかけましたが、帰国の船中で喀血し、急遽、神戸病院入院し、その後、須磨で療養しています。


 わたしの母方の曾祖父も同じように須磨で療養していた時期があるようで、明治22年、どういう事情があったのか、須磨から前にみえる島へ渡って結婚したそうです。


 どこでどんな風に生きてきたのか、そして、その子孫たちはまた散らばって、いろんなところで生きています。 想えば茫洋とします。




タグ:須磨 曾祖父
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唄の題名 [音楽]

 今日、梅雨があけたそうです。蒸し暑くて、眠りにくい夜には、唄の題名を<A>から順に思いうかべてみることがあります。


  A hard day's night

  Browin' in the wind

  Chan chan

  Danny boy

  Edelweiss

  Fly me to the moon

  Georgia on my mind

  Hotel California

  I shot a sheriff

  Johnny guitar

  Killing me softly with his song

  ・・・・・・・・・・・・


 古い曲ばかりですが、すぐに幾つか思いつくのと、難しいのがあります。<K>は他に何があったか・・・適当なのが見つかりません。そして、・・・眠ってしまいます。



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夏を流す [読書]

 今朝、玄関ドアを開けるとセミが一斉に鳴いていました。去年はいつ聞いたのか憶えていませんが、一昨年は7月9日でした。蝉しぐれにつつまれると梅雨があけた気になります。


 明治26年7月19日、26歳の正岡子規は芭蕉の足跡を追って東北へ向かいます。上野から青森まで、明治24年に鉄道が開通したそうです。『子規の音』(新潮社)の森まゆみさんは、その子規の行程を車で追いかけています。


  みちのくへ涼みに行くや下駄はいて (子規)


 その頃、石川啄木は7歳で渋民尋常小学校におり、野口英世は16歳で会津若松にいました。樋口一葉は21歳で下谷龍泉寺町で荒物や駄菓子を売っています。それぞれの人の、その後を思うと胸があつくなります。


  ずんずんと夏を流すや最上川 (子規)




タグ:芭蕉 セミ 子規
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台風一過 [雑感]

 午後4時ごろから大風が1時間ほど吹いて、台風3号が通り過ぎていきました。どうもこの辺を横切ったようです。警報が解除されましたという防災放送が聞こえてきます。


 鮎を釣るひとたちは、時々、台風が来て川底をかき混ぜてくれると喜ぶようですが、崖崩れや川の氾濫のないことを願います。数年前、近隣で二階まで浸かった地域がありました。


 災害の記憶は地名などになって残っています。むかしから人が住まなかった場所は何十年か何百年かごとに被害を受けるような土地なのかも知れません。そんな場所に新興住宅地ができたり、老健施設ができています。


 ひとの知恵を充分にめぐらせて、道理に適った行いができるように成りたいものです。想定外とはなるべく言いたくない・・・。


 


 

タグ:地名
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夏は来ぬ [雑感]

  卯の花の匂う垣根に

  時鳥早も来鳴きて・・・


 という唱歌があります。卯の花ってどんな花だったかな~と思っても、記憶にありません。ネットで検索すればすぐに画像が現れますが、こんな花みたことあるかなと首をひねります。ウツギ(空木)のことといわれても分かりません。「卯の花腐(くだ)し」という言葉があって、卯の花が咲くころの長雨のこととはなんとなく解ります。ここ数日降っている雨のような。


 ホトトギスが「テッペンカケタカ」とか「特許許可局」と鳴くことは知っていても、実際に鳴いているのを聴いた憶えがありません。聞いていても分かってないだけかも知れません。


  ほととぎす平安城を筋かひに (蕪村)


 紙の上だけで、実地の知識に乏しいのは残念なことです。いまさら嘆いてもせんないことですが。


 ちなみに、卯年といえば中国や日本ではウサギ年ですが、ベトナム、タイやチベットではネコ年だそうです。


 先日から森まゆみ『子規の音』(新潮社)を読み始めています。しばらく楽しめそうです。




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不思議なベストセラー [読書]

 今年の始めごろから、本屋さんの店頭に呉座勇一『応仁の乱』(中公新書)が大量に平積みされています。三十万部をこえるベストセラーになっているそうです。


 そんなに売れている本には興味がないなぁと横目でながめて通りすぎていましたが、なぜこんな地味な歴史の新書本が、そんなに売れるのか・・・不思議でした。


 何ヶ月も平積みされている傍を歩いているうちに、なぜこんな普通の中公新書がいつまでも売れるのかという疑問に、ふと魔がさして買ってみました。


 読み出してみると、これはまた、奈良・興福寺の僧侶二人の日記を中心にして、応仁の乱のいきさつを懇切丁寧に詳述した歴史読本でした。登場人物が多く、なじみのない名前の連続で、一日数ページ進むのがやっとで、辟易しました。300ページの新書にひと月かかりました。


 読了して、ふりかえってみて応仁の乱とは何だったのかと考えてみましたが、なんか分からない長い戦乱だったんだなという感想が残っただけでした。


 とても三十万人ものひとが、読んだとは想像できません。ほとんどの人は数十ページ位でなんだこれは・・・と本箱に仕舞ったのではないでしょうか。


 これはこの本のせいではありません。良い新書だと思います。なにかの間違いでベストセラーになっただけで、もし読めなくても、間違って買ってしまったひとに責任があるだけです。ひっそりと新書棚に並んでいれば問題はなかったはずです。



 

タグ:応仁の乱
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