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Moon river のこと [音楽]

 映画「ティファニーで朝食を」ではオードリー・ヘプバーンがギターをつまびきながら「Moon river」を唄うシーンがあります。

 以前から気になっていたのですが、Moon riverって何のこと? 
 アメリカでは月にウサギの代わりに川があるのか? 月の海というのは人工衛星が飛ぶようになってからの話しだったように思うし・・・

 川面に月影が映っている情景をいっているのか?

 調べてみると、意外にも作詞者のジョニー・マーサーの故郷を流れている川のことでした。しかも、最初はBlue river という題だったのですが、すでに同じ題名の歌があったので、Moon river に変えたそうです。作曲はヘンリー・マンシーニです。
 
 なんとなく聴いている唄の歌詞も、案外よく解らないことが多いですね。

 映画の唄のシーンをみて制作者はカットしろと言ったそうですが、A.ヘプバーンが反対して残ったそうです。わからないものですね。


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映画は読んでいる [読書]

 オードリー・ヘプバーンといえば、先日、川本三郎「映画は呼んでいる」を読んでいると、映画「ティファニーで朝食を」は最初、監督も原作者のT.カポーティも主役にはマリリン・モンローを考えていたと書いていました。

 M.モンローがことわったのでA.ヘプバーンにお鉢がまわってきたそうです。そういえば、なんとなく主役の職業とヘプバーンの感じがそぐわないように思えます。ただ、そのチグハグさが良かったのかもしれません。

 猫のシーンも一匹ではなく、いろんな演技ごとに違う猫が演じているそうです。「映画は呼んでいる」はシリーズ四作目ですが、ほとんど知らない映画の話しばかりですが、それなりにおもしろく読めます。見ることもない映画を想像しながら楽しんでいます。


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ヘプバーン式 [読書]

 きのう書類を書いていて、ローマ字はヘボン式でかくこと、との注記がありました。ヘボン式ってどんな書き方だったかなと、国語辞典を引っ張りだして巻末付録のページで確認しました。

 それで思い出したのですが、高島俊男「お言葉ですが・・・」のなかにヘボンはHepburnなのでヘプバーンと呼ぶべきだという人もあるが、それは文字面に惑わされているからで、耳ではヘボンと聞こえるのだからそれでいい、というようなことが書かれていました。

 耳から聞こえるとおりに発音するのは難しくて、つい文字面にとらわれてしまいます。以前、飛行機のなかで「ウオター」といっても怪訝な顔をされるだけで通じず、ジョン万次郎式に「ワラ」というと、すぐに水がでてきた経験があります。

 それでもオードリー・ヘボンではなんとなくしまりませんね。

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電源プラグの向きと音質 [音楽]

 先日、オットー・クレンペラーの指揮するCDを聴いていて、やっぱり1950年代の録音は音がよくないなと思ったのですが、以前、誰かが電源プラグのさす向きによって音質が変わると言っていたのを思い出し、ためしにプラグをさし直してみました。

 びっくり、音が一変し、まろやかで、透明感のある音質になりました。台所にいた妻にも違いがわかったそうです。

 いつのまにこんなことになっていたのか、愕然としました。

 オーディオに詳しいひとには常識なのでしょう。どんなことにも、先達はほしいものです。


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白洲正子「かくれ里」のこと [読書]

 ふと思い立って、ふらっと出かけるのが好きな人間にとって、白洲正子「かくれ里」は格好の道づれです。関西から越前、美濃あたりまでの地域で「秘境と呼ぶほど人里離れた山奥ではなく、ほんのちょっと街道筋からそれた所」に隠れた歴史や美術をみつけ、考えながら、ほっつき歩くような道中記です。

 丹生都比売神社の項には天野の里がでてきます。高野山の町石道の麓の村です。西行の妻と娘のものといわれる宝篋印塔があったり、俊寛の家来・有王の墓などがあって伝説の多いところうです。「かくれ里」を教えてくれた叔父を案内したことがあります。子供たちがまだ小さかったころ、何度か散歩に行ったこともありす。

 ときどき思い出しては、拾い読みして、ほっつき歩きの楽しみのご相伴にあずかります。本の内容はすぐに忘れてしまいますが、かくれ里を巡り歩く白洲正子の情熱がこころに残ります。


 

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ぼくの叔父さん [雑感]

 ブルーノ・ワルター指揮のモーツァルトを聴かせてくれた叔父さんは、わたしの母の弟です。わたしより二十歳年上でした。子供のころにはよく野山歩きに連れていってくれました。植物のことや星座の話しをしてくれましたが、知識が無尽蔵のように思えました。

 高校・大学生のころには本や音楽の話題が多くなりました。ジェームス・ジョイス「若い芸術家の肖像」とかルネ・デユボス「健康という幻想」、また有名になるまえの養老孟司「ヒトの見方」とか白洲正子「かくれ里」など、黙ってスッと目の前に置いてくれます。興味があったら読んでみたらといった感じです。

 柳田国男や幸田露伴が好きで「秋風帖」など感に堪えないといったくちぶりでした。本棚には柳田国男集や南方熊楠全集が並んでいました。

 音楽はリリー・クラウスのピアノが好みのようでした。サンスイのステレオを置いていました。ポケットにはカール・ツァイスの虫眼鏡が入っていました。

 1995年の阪神淡路大震災で自宅が被害を受け、本棚は倒れ、庭に植えた採集した植物もいたんだようです。自律神経を患い、地震の翌年に他界しました。ちょうど今のわたし程の年齢でした。  ぼくの叔父さん。


 

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カール・ベームの音楽 [音楽]

 いまになって、カール・ベームの指揮した音楽もいいなと思うようになって、時どきCDを取り出します。先週末はウイーン・フィルでベートーヴェン交響曲7番(1972年録音)を聴きました。厚みがあって、適度に引き締まっていて、歌もあって、楽しめました。「田園」もいいし、ブルックナー4番なども耳にここちよいです。

 K. ベームをなんとなく敬遠していたのは、二十代のころ、叔父の家でブルーノ・ワルター指揮のモーツァルトを聴いて感激し、なけなしの小遣いをもってレコード屋に行ったのですが、同じものがなく、K. ベーム指揮のものを買いましたが、まったく耳になじまず、落胆した記憶が強く残っていたからです。

 いいなと思うかどうかには、その時どきのめぐりあわせとか、ふとした瞬間に、隠し絵のように、見えなかったものが見えるようになったりとか、さまざまな要因がありそうです。四十年も疎遠であっても、ふとしたはずみに親しくなることがあるのは人間関係も同じなんでしょうか。


 

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人口減少とダンテ [読書]

 先月読んだ河野稠果「人口学への招待」(中公新書)の終章は「人口減少社会は喜ばしいか」という題です。そのなかに14世紀のヨーロッパではペストが蔓延し、人口減少が起こり、人口が半分以下になった地域さえあったと書かれています。

 ダンテ(1265-1321)はそんな時代の直前を生きたひとです。

 深刻な労働力不足が起き、それを補うために生き残った人びとは、ありとあらゆる工夫を試み、改革を行った。その結果、回り回ってルネサンスが花開き、後日の産業革命につながったとのことです。

 河野稠果さんは「もし人口減少が中世のヨーロッパのように、日本社会の改革に対して貢献するのであれば、ある意味では歓迎すべきことである」と記しています。

 ダンテは政争に破れ、フィレンツェから国外追放され、ラヴェンナでマラリアによって亡くなったそうです。

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ダンテ「神曲」一日一歌 [読書]

 ダンテはラテン詩人ウェルギリウスに案内されて、地獄めぐりに出発します。そういえば、時代的には兼好法師が「少しのことにも 先達はあらまほしきことなり」と書いていた頃と思われます。
 なんだか米朝落語の「地獄八景」を思い出します。
 あるいはテーマ・パーク観光の感じもあります。
 
 一日に一歌でしばらく楽しめそうです。

 

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