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バイオロギング [読書]

 きのうタクシーに乗ろうと思って配車センターに電話をしたのですが、ちょっと時間がかかりますとのことでした。車中、運転手さんの話しでは、春節で中国からの観光客がたくさん来ているので多忙なんだそうです。いろんな国の観光客によって習慣の違いがあっておもしろいようです。

 運転手さんは五島列島の生まれだそうで、子どものころにはイルカを食べていたそうですが、生でスキ焼きにすると、少しくせがあり、塩づけにして保存食にしていたそうです。

 イルカは大量にサバやイワシを食べるそうで、水産高校卒だという運転手さんによると、サバなどがとれなくなったのは、イルカを捕らないからだとのことでした。

 最近、野生動物に記録計などを取り付けるバイオロギングという観察方法が発達し、クロマグロが太平洋を平均時速七キロで横断していることなどが分かってきたそうです( 渡辺佑基「ペンギンが教えてくれた物理のはなし」河出ブックス)。クジラやイルカの生態もだんだんと理解できるようになるのでしょう。
 そういえば、近頃は車にもドライブ・レコーダーが付いているようですね。



 

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今週の本棚 [読書]

 今日は日曜日なので、新聞の書評欄を楽しみにのぞきます。毎日新聞では「今週の本棚」という題で三面続きになっています。

 市場で魚や野菜が店先に並べられるように、ちょうど本もとれたての、今が旬ですよというように扱われています。夕食の買い物をする客のように、どれか寝る前の読書にイイのはないかと物色します。

 「この3冊」の欄のテーマはシベリア抑留となっていますが、先日会ったいとこの父親ーわたしの叔父ーは九十歳をこえた晩年、病室の外で鳴くカラスをみて、「このカラスはシベリアのカラスと似ている。」と言ったというのを思い出します。

 福間健二著「佐藤泰志 ーそこに彼はいた」という本が堀江敏幸によって取り上げられていますが、佐藤泰志という名前は、川本三郎の映画の本で『海炭市叙景』の作者として何回か出てきた名前です。すこし気持ちが動きますが、とりあえずスルーします。

 片岡義男著「歌謡曲が聴こえる」(新潮新書)をアメリカ文学者・若島正が評しています。この本は二週間前に家内が買い物をしている間に、駅の本屋さんで買った本の一冊ですが、少し読んで置いたままになっています。

 最も購買意欲をそそられたのは、イアン・ブルマ著「廃墟の零年 1945」(白水社)です。作家の中島京子が取りあげていますが、「ヨーロッパでは5月に、アジア・太平洋では8月に戦争は終わる。けれども、その後にも、膨大な数の人間が殺された。」といった内容を紹介しています。

 地方の駅の本屋さんには置いてなさそうなので、アマゾンに頼むかな、と思うのですが、本は手に取って、眺めてみないと、自分に合ったものなのか、分かりにくいものです。こなれない訳に難渋したり、二段組みで目が疲れたり・・・。生鮮食料品をネットで買うようなものなんでしょうね。


 

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長い付き合い [雑感]

 先日、大阪に住む従兄弟夫婦と鍋を囲みました。おない年で同じ村で育ったので、こどもの頃は毎日のように一緒に遊びました。彼は稲尾、中西の西鉄ライオンズのファンで、わたしは藤田投手、藤尾捕手の巨人でした。2クラスしかない小学校でしたが、一度も同じクラスにはなりませんでした。

 どういう成り行きか、同じ大学にいくことになり、偶然にも初めて同じクラスになりました。卒業し、仕事に就き、結婚し、こどもができ、育ち、それぞれ両親を送りました。

IMG_1311.JPG

 こどもの頃はまったく似ていないと思っていましたが、時間が経ってみると、五十五歳で転職したり、風邪をひくので昼間には温泉に入らないなど、ささいな行動パターンが案外似ていたのには驚きました。

 帰りがけ、いとこが店の女将に「ぼくら、いとこなんや」というと、「どことなく似ていますねー」というので、他人から見れば、そうなのかもしれないと変に納得した気分になりました。


 

タグ: 従兄弟
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お燈まつり [徘徊/食物]


 明日、二月六日は新宮市神倉神社のお燈まつりです。十年前に初めて、その日に新宮を訪れ、異様な装束をつけた男たちが、明るいうちから火をつけるまえの松明を持って、三々五々、町中をうろついている光景に出会って驚きました。 

神倉神社・お燈まつり

 男たちは小集団で何処からともなく現れ、夕暮れとともに神倉神社の石段を登ってゆきます。その数、二千人ともいわれます。山頂にはご神体の巨石があり、新宮の町と熊野灘を見下ろしています。
 暗闇のなか、松明に火が移され、先をあらそう男たちは松明の火の粉をまき散らしながら、一斉に階段を飛ぶように駆け下りてきます。山肌を松明の長い列が延々と続きます。

 立春は過ぎたとはいえ、雪かみぞれが降ってもおかしくない季節です。夜は更け、かけおりて来た男たちは消えた松明を持ってまた、何処へともなく散ってゆきます。地の果ての町が神々しく思える時です。明日もまた、そんなひとときが訪れることでしょう。

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