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冬の日の幻想 [雑感]

 北国ではやっと雪が降り出したようです。南国育ちの人間には雪もようというのは、何か幻想的な感じがします。

 チャイコフスキーの交響曲第1番は「冬の日の幻想」という題です。聴く機会は少ないですが、雪の降るロシアの平原を感じさせる親しみやすい曲です。高校生のころに観た映画「ドクトル・ジバゴ」 の雪の場面を想い出します。

 本屋さんに行くと数年前から、ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジヴァゴ』(工藤正廣訳 未知谷)が並んでいます。いつも重く字の細かな本を横目で眺めながら未練がましく通り過ぎます。以前、この翻訳を詩人の荒川洋治が激賞していたのを憶えています。  長い長い小説を読み通す気力と視力に自信がありません。

 映画でジバゴを演じたオマー・シャリフが今年、他界しました。丁度、あの映画から50年が経っています。わたし自身、その当時、これからさきどんな生活を過ごすことになるのか想像もつかなかったころです。


 

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安眠の友 [読書]

 日の暮れがすっかり早くなって、来週は冬至です。今日は冷たい風が吹いていますが、先日までは小春日和のようでした。師走の気分になりにくいようです。

 以前は忘年会にも参加して、夜の街を通り過ぎれば、クリスマスの飾り付けが目についたりもしましたが、最近はすっかりご無沙汰で、よけいに単調な日常となっています。

 本来、時間の流れはのっぺらぼうなので、正月だの誕生日だの祭りだのと、節目をつけて気持ちに濃淡をこしらえて、心身ともに活性化させていたのでしょう。

 ひごろから冬眠しているような生活なので、目鼻立ちもだんだんのっぺらぼうになっていきそうです。そういえば、家内がこどもたちにせがまれて読んでいたドリトル先生は Do little なのだと、いまになって教えられました。福岡伸一訳というのがでていたので安眠の友に買ってみました。    もういくつ寝るとお正月。

Row and Row [音楽]

 こどもたちが小さかった頃、車のカセット・テープに加藤登紀子の唄があって、こどもたちは中の一曲「黒の舟歌」の ~ Row and Row ~ を大声で合唱していました。

 この唄は長谷川きよしとか新井英一なども歌っていますが、もともとは野坂昭如のうたでした。上手な歌手がうたうより、しろうとっぽく、やけっぱちぎみに唄うのが聴きやすいようです。

 焼跡も闇市も知らないですが、開高健や野坂昭如などがうろついていた混沌の中で生まれ、生き延びてきました。  ~ Row and Row ふりかえるな Row Row ~ とくちずさんでみます。


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鍋の季節 [徘徊/食物]

 冬になると、鍋料理の話題が多くなります。ネギとか白菜とかゴボウとか、脇役の野菜がいい味になります。主役は魚でもトリでもシシでも・・・その時々でいろいろ考えられます。

 葱買て枯木の中を帰りけり (蕪村)

 なんとなく、ねぶかこうて・・・と読みたい気分です。
 ネギは古くからあったようですが、白菜が日本に伝わって、一般に普及しだしたのは大正から昭和のはじめころで、案外あたらしい野菜のようです。

 いろんなひとと、種々な鍋を囲んだ想い出がよみがえります。やはり、一緒になべをつつくという行為は、それだけ親密感がつよくなるのでしょう。こんどは誰とどんな鍋を食べることになるのか・・・。


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