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柳川のウナギ [徘徊/食物]

 福岡で集会があったので、足をのばして柳川まで行ってみました。天神から大牟田ゆきの西鉄に乗って 50 分くらいです。有明海に面しているようです。


 柳川駅の近くに、川舟の乗場があって、掘割りというか水路というかを、船頭が竹竿を操って 1時間ほど、ゆっくり流れてゆくと、旧市街に着きます。旧藩主の屋敷や北原白秋の生家があります。


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 白秋の実家は造り酒屋でしたが、火災で失われたのを再現したようです。中庭にはザボンが実っていました。川本三郎に『白秋望景』(新書館)という評伝があります。


 こどもの頃、母方の祖父は柳川が祖先の地だと言っていました。幕末に長崎へ行って、通詞になり、その後、神戸にやって来たそうです。今は柳川に付き合っている縁者はありませんが。


 昼には鰻のせいろ蒸しを食べました。タレを混ぜこんで蒸した鰻重といった感じです。掘割りにもウナギはいるようですが、出てくるのは他所のものだそうです。有明海が近いので、ムツゴロウとかワラスボ、クツゾコといった変わった魚の料理もあります。町をめぐる水路は有明海へ続いているそうです。









 

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風の盆 [徘徊/食物]


 さそわれて富山から高山線で数駅、南へいった八尾(やつお)という山間の町へ行ってきました。「風の盆」とよばれ、毎年9月1日から三日間、少し遅い盆行事がおこなわれています。


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 水音のする、ぼんぼりの明かりの薄暗い坂道を歩いていると、越中おわら節が聞こえてきます。のぞいてみると人だかりがしていて、ほのぐらい神社の境内や、お寺の本堂で盆踊りが静々と舞われています。


 夜目、遠目、笠の内と言いますが、そんな感じです。町ごとに路地を流していくのに出会うこともあるようです。


 十数年前、髙橋治の『風の盆恋歌』(新潮社)を読んだ記憶があるのですが、内容は忘れました。彼の『蕪村春秋』(朝日新聞社)は映画に関係した人らしい映像的な蕪村の解釈が新鮮でした。また、小津安二郎『東京物語』の助監督を務めたことから小津の評伝も書いています。


 見物客は多いですが、車がまったく通らないので、露店などを見ながら歩いていると、初秋の夜風が心地よく感じられます。

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ねじ式まち歩き [徘徊/食物]

 先週末は集会があって、広島へ出かけてきました。十数年ぶりでしたが、あらためて街中に川の多いのが新鮮でした。南北に六本流れているそうです。夕方、川沿いに歩いていると、記憶の風化にあらがうようにドームが対岸に見えます。


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 移動には市電が格安で便利そうです。旅行者なのか自転車も目立ちました。晩飯を食べようと、ふらふらしていると「金座」という地名に再会しました。五十年以上前に始めて来た時に憶えた名前です。あたりを見回すと、道の曲がりぐあいの記憶が蘇ってきます。中学生の自分に巡り会った気がしました。つげ義春の漫画のように。



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さかなの味 [徘徊/食物]

 週末は叔母や兄たちのご機嫌伺いにでかけてきました。天気が良かったので、帰り道に、十代のころに暮らしていた辺りを巡ってきました。新しい道路が通っていたり、埋め立て地に町ができていたり、街が上書きされてヴァージョンが更新されたような感じでした。


 海辺の道の駅に寄ると、ベラのこけら寿司があったので、昼食にしました。タコを一匹姿焼きにして売っていましたが、すこし観光客的すぎるかなと横目で眺めるだけにしました。瀬戸内的な食べ物です。


 自宅にかえって新聞をみると歌壇欄に

  黙黙とかつお食みては酒を酌む赤身の酸味しょうがの辛さ (正博)

という歌が載っていました。やはり、かつおには外海の魚の風格があります。



 

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東京徘徊 [徘徊/食物]

 集会があったので、東京へでかけて来ました。最近は東京駅の近くに泊まることが多いので、丸の内の丸善を覗いたりしました。

 二十代のころは、国立教育会館・虎ノ門ホールが会場になることが多く、隣りには1968年に建った霞ヶ関ビルがあり、36階へお上りさんしたこともあります。帰りは八重洲ブックセンターで何冊か買って帰るのが楽しみでした。 国立教育会館は2004年に解体されたそうです。

 その後、参加者が増えて手狭になり、1971年にできていた新宿の京王プラザが使われるようになりました。あいた時間には紀伊国屋書店をうろつきました。

 ますます会員が増えて、東京には会場がなく、1991年にできたパシフィコ横浜が選ばれるのが増えました。駅から遠く、以前は海風に吹かれて歩くのが大変でした。

 1997年に東京国際フォーラムができました。駅から近いのが助かります。

 はじめて東京へ行ったのは中学の修学旅行でした。どこに泊まったのかも忘れました。新幹線もなかった時代です。今後、いつまでうろうろと歩きまわれるのか、心もとない限りです。



タグ:東京 書店 集会
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過敏症と不耐症 [徘徊/食物]

 寒い日が続いていますが、スギ花粉が飛びはじめたようです。花粉症という言葉を知ったのは学生時代に読んだ上村一夫の漫画でだった記憶があります。 そんな病気があるのか~と不思議に思いました。'70年代にはわたしの周囲にそんな症状のひとはいませんでした。しかし、わたしとわたしでないものとの峻別には過敏な時代であったように思います。

 アレルギーがふえたのは寄生虫の保有が減ったからだという藤田紘一郎の本が流行ったことがありました。その後の進展はどうなったんでしょう。 ここ数年、わたしも鼻炎に悩まされています。

 最近、小麦(グルテン)に過敏なひとも増えているようです。わたしも小麦製品を食べると6時間ほどすると調子がわるくなります。しょうがないので米粉の麺や粉もんを食べています。パンやパスタやラーメンが楽しめないのは困ったことです。 

 年とともにいろんなものに過敏になったり、耐えられなくなっていくのでしょう。五感は衰え、なんとか第六感を研ぎすまして生きていく他ありません。






 

 

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高瀬舟の町 [徘徊/食物]

 先週末は用事で、岡山県の真庭市にでかけてきました。落合というところですが、旭川に備中川がおちあう場所です。わたしの父祖の地ですが、訪れるのは四回目位です。こどものころは親に連れられて、姫路から姫新線の汽車に乗って行きましたが、現在では姫新線は一本にはつながっていません。

 岡山まで新幹線で行って、津山線で津山にゆき、姫新線に乗り換えてと考えましたが、とても時間がかかります。大阪から津山まで、高速バスという方法もありますが、そこから先がつながりません。

 落合という地名のとおり、明治時代までは旭川の水運の利便性でもっていた町だったのでしょう、落合羊羹「高瀬舟」がお土産になっています。いまは中国道が町を横切っています。やっぱり車で行くしかないかと、家内と通過する高速道路の手順を調べ、シュミレーションどおりに行ってきました。なだらかな中国山地は黄葉の盛りでした。

 たしか、小説家の内田百閒は岡山の旭川のほとりで育ったと何かで読んだ覚えがあります。わたしの父親は明治43年生まれですが、その頃はまだ、高瀬舟が岡山とのあいだをつないでいたのでしょうか。羊羹を食べながら、父親の生涯を想像します。


 

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鳥取の眺め [徘徊/食物]

 こんどは鳥取にやってきました。こう頻繁に地震に襲われると、次はどこだろうかと不安な気持ちになります。雇用や社会保障制度への不安とも重なって、デフレ気分が助長されます。

 鳥取県は規模の小さな県です。先の参議院選挙でも島根県と合わせて一人しか選出されません。何があるのだろうと考えても、伯耆大山と砂丘くらいしか思い浮かびません。

 高校二年生の夏休みに友人と山陰を旅行しました。出雲から香住までだったと思います。日御碕でウミネコをみたり、ラフカディオ・ハーンのヘルン記念館を覗いたり、大山寺の牛に跨がったり、暑い砂丘を海まで歩いたり、余部鉄橋を渡ったりしました。ユースホステルに始めて泊まりましたが、なんとなく居心地のよくない雰囲気でした。

 1994年8月に家族を連れて、大山に登りました。1700m くらいの標高で、途中まで車でゆくので、実際は 700m ほど登るだけですが、尾根沿いにほとんど直登するので大変でした。水分も飲み尽くし、頂上に売店があると聞いていたので、子供たちも楽しみにしていましたが、小屋に入ると、商品は並んでいるのに、これは明日の分ですといって何一つ売ってくれません。まっすぐ降りる下りのきつかったこと。膝の感覚がなくなるようでした。

 頂上からみた大山北壁の険しい崩れや、弓ケ浜から日本海に連なる展望の開けた眺めは気分の良いものでした。 今回の地震ではあのあたりは激しく揺れたことでしょう。




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唐招提寺の秋 [徘徊/食物]

 ふと思いついて、先日、唐招提寺にでかけて来ました。始めて西ノ京へ行ったのは丁度50年前で、高校三年生になった春休みでした。帰宅して昔のアルバムをみると、おなじアングルで写真を撮っているのには驚きました。五十年経っても変わらないものです。

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 家内は帰宅後、『天平の甍』を読みなおしていました。以前、なんの機会だったのか鑑真和上像を拝観させてもらった記憶があります。鑑真の来日は753年です。

 若葉して御目の雫ぬぐはばや (芭蕉)

 天平のむかしから国づくりには、お雇い外国人をたのみ、先進国に留学生を送り込むモデルだったようです。 奈良の都には瓦葺きの大寺と桧皮ぶきの大社とが点在しています。ひらがなが成立したのは鑑真から百年ほどしてからです。







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鮎の香り [徘徊/食物]

 八月もおわろうとしています。一昨日、釣り好きの同僚から鮎を頂きました。塩焼きにしましたが、香りが口腔にひろがり、堪能しました。

 鮎くれてよらで過ぎ行く夜半の門 (蕪村)

 今年は蕪村生誕三百年だそうです。蕪村の句はことばの工芸といった趣きがあります。正岡子規や萩原朔太郎がなぜ蕪村を賞揚したのか、不思議な気もします。

 今日は、東北地方に台風が上陸したようですが、最上川や北上川があふれないでいてほしいものです。

タグ: 与謝蕪村
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