So-net無料ブログ作成
検索選択

夏に向けて [雑感]

 明日は夏至だそうです。梅雨にはいっても雨が降りません。そろそろ、また豪雨がやってくるのかも知れません。最近はしとしとと降る雨は少ないようです。


 A Midsummer Night's Dream はシェイクスピアの戯曲ですが、メンデルスゾーンは 17歳で「真夏の夜の夢 序曲」を作曲しています。おとぎ話の世界に入っていくような魅力的な曲です。音楽界の神童の一人です。


 夏至祭というのが北欧ではあるようです。緯度の高い国では昼間の長い喜ばしい時節なのでしょう。前日に摘んだ薬草は効き目が良いそうです。


 関西ではこれから半夏生にかけてタコを食べる風習があるようです。暑くなるにつれて・・・ハモやウナギなどのゲテモノを食べて夏をのりきる気分になります。


 そういえば日本でも半夏という薬草がありました。サトイモ科のカラスビシャクの球茎で、ヒゲ根をぬくとへそのような窪みがあるので「へそ栗」という別名があるそうです。カラスビシャクは雑草なので、農家の嫁が掘り集めて、薬屋へ持って行って換金する。一説に「へそくり」の語源だそうです(新潮選書『西洋医がすすめる漢方』)。へそくりの語源は種々あるようですが・・・。




 

タグ:夏至 半夏生
nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ねじ式まち歩き [徘徊/食物]

 先週末は集会があって、広島へ出かけてきました。十数年ぶりでしたが、あらためて街中に川の多いのが新鮮でした。南北に六本流れているそうです。夕方、川沿いに歩いていると、記憶の風化にあらがうようにドームが対岸に見えます。


IMG_1782.JPG


 移動には市電が格安で便利そうです。旅行者なのか自転車も目立ちました。晩飯を食べようと、ふらふらしていると「金座」という地名に再会しました。五十年以上前に始めて来た時に憶えた名前です。あたりを見回すと、道の曲がりぐあいの記憶が蘇ってきます。中学生の自分に巡り会った気がしました。つげ義春の漫画のように。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

新しい同窓会名簿 [雑感]

 今日は同窓会名簿が送られてきました。最近は個人情報の取り扱いが難しいので、名簿を作らない組織が増えているのに頑張ったものです。大変な労力だったことでしょう。


 早速、自分の前後、数学年を見てみましたが、わたしの知っている範囲でも、古い情報が多く、折角ならもう少し丁寧に改訂してほしかったと思われました。ただ、わたしでも卒後 40年以上たっていますので、ひとりひとりの最新情報を集めるのは至難でしょう。


 あらためて各人に問い合わせても、連絡がつかなかったり、名簿に載せて欲しくないという人もあるだろうし、そもそも名簿を作るのに反対の方もあるかもしれませんし、収拾がつかなくなる可能性があります。


 学生数の少ない学校だったので、数学年上の先輩でも憶えている方が多いですが、下の学年は記憶が曖昧な傾向があります。物故者欄に知った名前がたくさん見つかるのは、なんとも寂しいものです。




nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

楽しみな本 [読書]

 先日、本屋さんの棚を眺めていると、森まゆみ『子規の音』(新潮社)という本がありました。手に取ってみると


 くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる


という歌から始まっていました。なんとも気持ちのよい書き出しです。早速、買ってきました。

 地域雑誌「谷中・根津・千駄木」が出発点の森さんにとって、根岸で暮らした正岡子規は地元のひとでしょう。『鷗外の坂』や『彰義隊遺聞』などを書いてきて、満を持して子規に取り組むという感じです。読み始めるのを楽しみにしています。


 今は、つい読みだした呉座勇一『応仁の乱』(中公新書)にてこずって、遅々として進みません。まさしく安眠のための寝る前の読書になっています。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

さかなの味 [徘徊/食物]

 週末は叔母や兄たちのご機嫌伺いにでかけてきました。天気が良かったので、帰り道に、十代のころに暮らしていた辺りを巡ってきました。新しい道路が通っていたり、埋め立て地に町ができていたり、街が上書きされてヴァージョンが更新されたような感じでした。


 海辺の道の駅に寄ると、ベラのこけら寿司があったので、昼食にしました。タコを一匹姿焼きにして売っていましたが、すこし観光客的すぎるかなと横目で眺めるだけにしました。瀬戸内的な食べ物です。


 自宅にかえって新聞をみると歌壇欄に

  黙黙とかつお食みては酒を酌む赤身の酸味しょうがの辛さ (正博)

という歌が載っていました。やはり、かつおには外海の魚の風格があります。



 

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ほんとうのこと [読書]

 あたりまえのことですが、<歴史家の叙述する歴史もまた、フィクションではないものの、「物語」にはなってしまう。>と、橋本陽介『物語論 基礎と応用』(講談社選書メチエ)も書いています。


 前回の邪馬台国をめぐる歴史も語られるとともに、物語化から逃れられません。


 今日の毎日新聞を読んでいると、中森明夫という人が、<ユヴァル・ノア・ハラリのベストセラー『サピエンス全史』によれば、実は人類が繁栄したのは虚構を信じたからだという。神も国家も法律も貨幣も人類が作った虚構である(動物には意味がない)。>と引用して書いています。うまいこと物語るものです。


 虚構でしかほんとうのことは表せないと、何十年も虚構に親しんできましたが、「ほんとうのこと」というもの自体が虚構だったんですね。 虚構だからこそ虚構でしか現せない。


 「本当のことを云おうか」という詩の一節が谷川俊太郎にありました。そういえば、はじめに言葉ありきなのでした。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

大国主神の国譲り [読書]

 昨夜はモチガツオを食べました。刺身もタタキも食感がもちぃとして独特です。外見はふつうの鰹と区別は付けられず、包丁を入れてはじめて分かるそうです。鰹釣りの船は午後に帰ってくるので、夕方に新鮮なカツオが食べられます。春になるとカツオの刺身が楽しみです。


 去年から出雲のことが気になって、ちらちらと読んでいますが、岩波新書にも2013 年に『出雲と大和』(村井康彦)という本がでています。一読、ビックリするような内容でした。


 <邪馬台国は出雲系の氏族連合によって擁立された王朝であった・・・邪馬台国と大和朝廷とは繋がらない・・・邪馬台国や卑弥呼の名が『古事記』や『日本書紀』に一度として出てこない・・・三世紀前半、使者を帯方郡、さらには洛陽にまで派遣して魏王から「親魏倭王」の称号を受け、銅鏡百枚ほか数々の品物を下賜された倭の女王が大和朝廷の祖先であれば、その人物を皇統譜に載せてしかるべき・・・卑弥呼が没した頃、倭国の争乱に乗じてあらたな勢力が東に向けて移動しはじめ、やがて邪馬台国は激しい攻撃にさらされる・・・邪馬台国最後の状況は、じつは『日本書紀』が克明に記録していたのであるー。それがいわゆる「神武東征」に他ならない。>


 なぜ、三輪山(シロウサギの大国主神)をはじめ大和に出雲系の神が多く祀られているのかが理解できます。


 <・・・記紀にいう「国譲り」とは、葦原中国(=地上世界)を作り治めていた大国主神が、天照大神の命に従い、その統治権を天孫に譲るというものであった。>


 神話と歴史が仮説によってみごとに繋がり、疑問が解けていきます。そうかもしれない、そうでないかもしれない。歴史の本を読む楽しみに満ちています。


 カツオといえば神社の屋根には鰹木というのがのっかっています。むかしの人もカツオを食べていたのでしょう。



タグ:邪馬台国
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

遊撃手への期待 [雑感]

 五月になるとプロ野球も熱を帯びてきます。子供のころから巨人ファンで、「巨人・大鵬・卵焼き」とか、「いなかの子は巨人ファンが多いね」とか揶揄されながら生きてきました。兄や叔父は南海ファンで、別所や長嶋を横取りしたといつまでも怒っているし、上司や同僚は阪神ファンがほとんどで、ことあるごとに江川問題を蒸し返します。阪神の負けた翌日はなるべくスポーツ話題は避けていました。


 一昨年、オリックス・バファローズに入団した宗佑磨君は好調のようです。ウエスタン・リーグで打撃成績3位です。3 番バッターで113打数35安打、打率.310、打点 9、盗塁4 です。遊撃手なので守備がよければ、1 軍昇格も間近でしょう。昨年はシーズン終盤に数試合 1 軍に出場しましたが結果が出せませんでした。


 オリックスは元は阪急ブレーブスですが、遊撃手には昔、本屋敷錦吾がいました。長嶋、杉浦とともに立教三羽ガラスといわれた人です。佑磨君も名が残るような選手になってほしいものです。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

音のならびの意味 [音楽]

 J. ロドリーゴの『アランフェス協奏曲』は、第2楽章がマイルスデイヴィスの演奏で知られています。ロ短調の曲です。

  リストの唯一の長大な『ピアノ・ソナタ』はロ短調です。音の森に入りこむような気持ちになります。

  J.S. バッハにはロ短調の曲がいくつもあります。『ヴァイオリン・ソナタ第1番』は鍵盤楽器の伴奏のうえに、静かにヴァイオリンの音が聴こえてくる瞬間は、身がひき締まるような感覚になります。

 https://www.youtube.com/watch?v=KCLsfixpXjA

 ロ短調が好きというわけではないのですが、いろんな時にアレッと気がつきます。音階での全音と半音のならび順にどんな秘密が隠れているのでしょう。

 http://otomoji-14.blog.so-net.ne.jp/archive/20170410


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

百年前のこと [読書]

 野山は新緑で生気に満ち、街路はツツジが満開です。しかし、ここのところう風が強く、うららかな陽気の日が少ないようです。


  てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。 (安西冬衛)


 今年はロシア革命から百年ということなので、最近でた岩波新書『ロシア革命 破局の8か月』(池田嘉郎)を読んでみました。かってソ連という国があったことは子供たちはもう知らないかもしれない。


 「運命の年、一九一七年には二度の革命が起こった。二月革命と十月革命である。二月革命で何が起こり、どのようにして十月革命に立ち至るのか。これが本書の叙述の内容になる。」とのことで、「言論の自由、人身の不可侵、私的所有権・・・・・同時代の西欧諸国がともかくも備えていたものを、ロシアにも揃えようという」二月革命後の「臨時政府の試みはあえなく挫折した。」 十月革命に行きつく8か月を丹念に追いかけています。


 歴史の吟味は滋養になります。最近、きな臭くなってきた半島情勢も、どこかで百年前とつながっているように思えます。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感