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人口減少のこと [読書]

 台風11号で昨夜から半日以上、風の音が続いています。雨は止んでいます。

 先日、小学校の同窓会があって出かけてきましたが、小学校は今年3月に廃校になりました。少子化や過疎化の影響ということです。それにしても百年も前からあった小学校が存続できないとは不思議です。私が生まれたころの日本の人口は八千万人くらいでした。明治の始めごろは三千四百万人だったはずです。今は一億二千万人も居るというのに・・・廃校?

 そんなわけで人口って不思議なものだと、少し勉強してみようかと、中公新書『人口学への招待』(河野稠果著)を手にとりました。外は風が強く吹いています。

 私が二十代のころ世界人口は年率2.0%の増加率を示していたそうで、35年で2倍になるペースで「人口爆発」といわれていました。ところがヨーロッパでは早くも19世紀後半から出生率低下、人口停滞が問題になりはじめていた。1870-71年の普仏戦争でフランスはプロシャに完敗しましたが、フランスの有識者は自国の出生率が低く、血気盛んな青壮年人口が少ないことに敗北の理由を求めたそうです。 
 以来、フランスは国をあげて手厚い育児支援・家族政策を行い、2007年1月合計特殊出生率がヨーロッパ最高の2.0になり、一方ドイツは1.3台を低迷しているそうです。因に日本は2005年史上最低の1.26になりました。

 日本では1956年頃から既に少子化が始まっていたそうです。ところが死亡率がもっと早く1900年頃から着実に低下していたため、少子化でありながら人口増加していたそうです・・・まさしく少子・高齢化という人口構成の変化です。

 団塊の世代に属していると、いつも周りに人があふれているような錯覚に陥りやすいですが、気がつくと母校すら廃校になるほどに日本は変わってしまったのですね。


 
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