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お燈まつり [徘徊/旅行]


 明日、二月六日は新宮市神倉神社のお燈まつりです。十年前に初めて、その日に新宮を訪れ、異様な装束をつけた男たちが、明るいうちから火をつけるまえの松明を持って、三々五々、町中をうろついている光景に出会って驚きました。 

神倉神社・お燈まつり

 男たちは小集団で何処からともなく現れ、夕暮れとともに神倉神社の石段を登ってゆきます。その数、二千人ともいわれます。山頂にはご神体の巨石があり、新宮の町と熊野灘を見下ろしています。
 暗闇のなか、松明に火が移され、先をあらそう男たちは松明の火の粉をまき散らしながら、一斉に階段を飛ぶように駆け下りてきます。山肌を松明の長い列が延々と続きます。

 立春は過ぎたとはいえ、雪かみぞれが降ってもおかしくない季節です。夜は更け、かけおりて来た男たちは消えた松明を持ってまた、何処へともなく散ってゆきます。地の果ての町が神々しく思える時です。明日もまた、そんなひとときが訪れることでしょう。

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