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だれかさんが みつけた [音楽]

 紅葉や落葉の時期ですが、秋の歌といって思いうかぶのは『里の秋』とか『もみじ』、『ちいさい秋みつけた』などで、何かの拍子にふと口ずさんだりすることがあります。


  しずかな しずかな里の秋

  おせどに 木の実の落ちる夜は

  ああ かあさんと ただ二人

  栗の実 にてます いろりばた


 二番以降の歌詞を見ると、父親は南方へ戦争に行っているようです。 三番では・・・


  ああ とうさんよ ご無事でと

  今夜も かあさんと祈ります


 元の歌詞は昭和16年に斎藤信夫というひとが『星月夜』という題で作詞したものだそうです。 昭和20年12月、戦地からの復員の時期に合うように、一番、二番はそのままに、三番を作り替え、曲を付け『里の秋』という題にしてラジオ番組に使ったそうです。 単に秋の情景を歌ったものではなく、背景に戦争の影がただよっています。


 『ちいさい秋みつけた』の作詞はサトウ ハチローですが、異母妹の佐藤愛子の『血脈』という長編小説を読むと、佐藤一族はトンデモナイ人たちの集まりで、サトウ ハチローも無茶苦茶なひとのようで、どんな顔をして、かわいらしく「ちいさい秋みつけた」などと言えるのか、不思議に思えるくらいです。不良、放蕩、警察沙汰のすえ、父・佐藤紅緑に勘当され、小笠原諸島の父島に放逐されます。・・・そんな中から歌詞は生まれてくるようです。


 たわいもない子供の歌と思っていても、でき上がるまでには、いろんな事情が絡まっているようです。


  だれかさんが だれかさんが

  だれかさんが みつけた 



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コメント 2

mimimomo

こんばんは^^
昔の小学唱歌って言うのですかね~ ただ黙って歌っていればとっても素敵な歌、歌詞だと思うのですが、色んな背景があるのですね。
by mimimomo (2018-11-27 18:44) 

爛漫亭

 ふと気づくといろんなものが
見えてきますね。展望台から海の
向こうに白山が見えたり・・・。
by 爛漫亭 (2018-11-27 20:18) 

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