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夜明け前の坂 [読書]

 2週間ほど前、冷蔵庫の下の床に水が溜まっているので、ドアを開けてみると冷えていません。冷凍庫も解けています。いろんなところを触ってみましたが、冷えません。どうも壊れたようです。もう20年も使っているので、いたしかたないかと、諦めました。


 数日して注文した新しい冷蔵庫が届けられて、設置してもらいました。中が空なので、冷凍ストックなど、いつもより多く買い物をして、重いなと思いながら提げて帰りました。2日後から、腰痛に悩まされています。


 微妙なバランスで暮らしているので、少し負荷がかかるとこたえます。もう 70年も使っているので、いたしかたないかと、諦めます。


 7ケ月かかって、島崎藤村『夜明け前』(岩波文庫 全4冊)を読了しました。読むといっても文庫本は「字が小さくて読めない ! 」ので、週末ごとに、朗読してもらいました。ただ一人で黙読では、おもしろくても途中で投げ出したと思います。


 黒船来航の幕末から、明治20年代まで、中山道の馬籠宿を舞台に、藤村は父をモデルに、青山半蔵の一生を描きます。本陣・問屋に生まれた半蔵は平田篤胤の国学を学び、明治維新に王政復古の夢を抱き奔走しますが、維新後の政治に翻弄され、生涯を座敷牢で終える結果となります。淡々と、木曽路の日常を書き、青山家に暮らす人々をこまやかに描き、時代の移り変わりを丁寧に書き込んでいます。


 30年ほど前、子どもたちを連れて、馬籠の坂道を登ったことがあります。坂の上に本陣跡がありました。あの場所で、こんな歴史があったのかと、いまさらながら遠くを望むような気持ちになります。また、いずれ、あの坂を歩いてみるかと思っています。




 


 

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