So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

映画音楽のこと [音楽]

 先週末、家内が見ているテレビから「Stand by me」が聞こえてくるのには驚きました。映画の一場面かと思ったのですが、英国の結婚式の中継放送でした。


 この曲を聞くと、少年たち 4人が線路を歩いている映像が思いうかびます。あの映画のころ、わたしのこどもたちもちょうど、同じような年頃でした。


 映画の中で流れる音楽は、ほとんど映画を見ないわたしでも、いろいろ思いだします。古くは『太陽がいっぱい』や『ロミオとジュリエット』のテーマ曲・・・。 意外だったのは『鉄道員 ぽっぽや』で高倉健が、江利チエミのデビュー曲「テネシー・ワルツ」を口ずさむシーン。


 川本三郎は <高倉健は、いつも詫びていた。「すまない」と頭を下げていた。こんなにも、罪責感を心に抱えたヒーローを演じた俳優は、日本にも外国にもいないのではないか。> と書いています(『映画の中にある如く』)。


 是枝裕和監督の映画がカンヌで受賞しましたが、映画を観る根気が薄れているので、たぶん見ることはないでしょう。ときには、映画の本を読んだり、映画音楽を聴いたりすることはあるでしょうが。




 

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

街歩きの収穫 [音楽]

 先日、路地を歩いていると、すこし遅い桜が咲いていました。桜は晴れやかで、周囲を明るくします。ぶらぶらと足に任せて角を曲がったり、橋を渡ったりしていると、CD 屋さんがありました。


IMG_1924.JPG


 のぞいてみると、店主の好みなのか、録音の古いのが並んでいました。いろいろ棚を眺めていると、「こちらにも有りますよ」とおばさんが声をかけてきます。


 時間がたつにつれ、何か買わなければ・・・と焦った気持ちになってきます。何回か棚を見ていると、オットー・クレンペラーの指揮のが目についたので、二枚買ってきました。


 帰って、聴いてみると、すみずみまで神経の行き届いた、身にしみる、いい演奏でした。FM 放送もなかったころ、クレンペラーの演奏はよくラジオから流れていました。


 彼は逸話の多いひとで、寝タバコで大やけどをしたり、女性問題でケガをしたり、有名なスキャンダルがたくさんあります。 だのに、なぜこんな神々しいまでの演奏ができるのか、不思議に思うほどです。


 そういえば数日前、映画「アマデウス」のミロス・フォアマン監督の訃報が、新聞に出ていましたが、モーツァルトも逸話の多いひとだったようです。 


 クレンペラーもフォアマンもアメリカへの亡命・脱出を余儀なくされた人たちのようです。 週末の嵐で、路地の桜も花筏になってしまったことでしょう。




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

身につまされる演奏 [音楽]

 音楽はビミョウなもので、演奏者によって「いいなぁ〜」と思えるときと、からだになじまない場合とがあります。


 ひと月ほどまえ、CD屋さんに、W.バックハウスのピアノ演奏、K.ベーム指揮、ウィーン・フィルでブラームス「ピアノ協奏曲 第2番」というのが並んでいました。 たしか名盤として案内書などに取りあげられていた記憶がありました。


 しかしどうも、バックハウスの演奏というのは、いままでしっくりと聴きほれた憶えがありません。そのまま CDは買わずに帰って、自宅にある、いいと思う E.ギレリスのピアノ、 E.ヨッフム指揮、ベルリン・フィルの演奏を取り出してみました。やっぱり生気があって、つやがあって、よい曲だなと感じ入ります。


 この演奏よりもっと良い演奏とはどんなんだろうと、興味がわいてきます。バックハウスはスタインウェイではなく、ベーゼンドルファーのピアノを弾くので、ウィーン・フィルの弦楽器の音によく合うのだと書かれています。


 次に CD屋に出かけたとき、つい誘惑にまけて、先の CDを買ってしまいました。 どんなかな・・・と耳をかたむけてみました。 やはり、どこか遠いところで鳴ってるような、なんとなく体にそぐわない感じがぬぐえません。 録音のせいなのか、再生装置のせいなのか・・・なんとも不可解な気持ちになります。 身につまされる演奏として聴こえてこない・・・また、なにかのきっかけで、感じが変わることがあるのでしょうか・・・。




 

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

「枯葉」の季節 [音楽]

 テレビを見ていると坂東玉三郎が「枯葉」を歌っていました。歌舞伎のときのような声ではなく地声で、舞台人らしい丁寧なうたいっぷりでした。 CD も出ているそうです。


 「枯葉」はイヴ・モンタンが歌い始めでしょうが、いろんな人が歌い、演奏しているのに出会います。 何年かまえボブ・ディランが採りあげていたのには驚きました。声に陰影があって聴きごたえがありました。


 サラ・ヴォーンは特異な唄いぶりです。マイルス・デイヴィスの音は極めつきです。しかしドリス・デイやスタン・ゲッツのも心地よい音楽です。


 シャンソンの歌詞はジャック・プレヴェールのものですが、何ヶ月かまえ、岩波文庫で『プレヴェール詩集』(小笠原豊樹訳)が出ました。フランス語は分からないので、しかたなく訳詩を読みますが、どんな詩なんだろう・・・とペラペラと拾い読みする程度です。「枯葉」も最後のページに載っています。小笠原豊樹は岩田宏という名の詩人でもありました。


 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

秋の夜長に [音楽]

 音楽でどんな曲がなじみ深いかと思い浮かべると、まずモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364 」がでてきます。実演に接する機会がないので、CD で聴くだけですが、ヴァイオリンとヴィオラの掛け合いが楽しめます。




 先日聴いたのはオイストラフ親子の共演盤です。息子がヴァイオリンをひき、父親がヴィオラでした。いろんな人の組み合わせがあり、見かけるとつい買ってしまいます。


 イリーナ・メジューエワ『ピアノの名曲 聴きどころ弾きどころ』(講談社現代新書)は現役のピアニストがバッハからラヴェルまで、代表的な曲について、演奏上の苦心、解釈をこと細かく明朗に語っています。難しいところもありますが、そうなのか・・・と納得させられる話しがたくさんあります。たとえば、シューマンの「クライスレリアーナ」という曲集はピアニストにとっては、魅力があって弾きたくなるのですが、聴衆には余り興味がないかもしれない、というような打ち明け話しなど、そうかもしれないと腑に落ちます。


 秋の夜長を、いろんなものを取り出して、眺めたりして、寝そびれるのは五十年来の悪癖です。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

静寂の歌を [音楽]

 どうでもよいことかも知れませんが、CD を整理していて気がついたのですが、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」には「Sounds of silence」,「The sounds of silence」,「The sound of silence」と三種類の表記がありました。


 ケースには sound なのに、CD には sounds と書かれていたりします。「Sounds of silence」はアルバムのタイトルのようなのですが、気になって iTunes store を見てみると、「The sounds of silence」も「The sound of silence」もそれぞれダウンロードできます。50 年以上もまえの歌なので、なにか事情があったのでしょう。ファンのあいだでは常識なのかもしれませんが・・・。


 歌詞を読んでみると、sound と sounds が両方でてきます。<Hallo darkness・・・>と呼びかけではじまる世界は、まるで村上春樹の小説の主人公が住んでいそうな雰囲気です。『風の歌を聴け』で村上春樹が登場するのは、それから 15 年後のことです。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

唄の題名 [音楽]

 今日、梅雨があけたそうです。蒸し暑くて、眠りにくい夜には、唄の題名を<A>から順に思いうかべてみることがあります。


  A hard day's night

  Browin' in the wind

  Chan chan

  Danny boy

  Edelweiss

  Fly me to the moon

  Georgia on my mind

  Hotel California

  I shot a sheriff

  Johnny guitar

  Killing me softly with his song

  ・・・・・・・・・・・・


 古い曲ばかりですが、すぐに幾つか思いつくのと、難しいのがあります。<K>は他に何があったか・・・適当なのが見つかりません。そして、・・・眠ってしまいます。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

音のならびの意味 [音楽]

 J. ロドリーゴの『アランフェス協奏曲』は、第2楽章がマイルス・デイヴィスの演奏で知られています。ロ短調の曲です。

  リストの唯一の長大な『ピアノ・ソナタ』はロ短調です。音の森に入りこむような気持ちになります。

  J.S. バッハにはロ短調の曲がいくつもあります。『ヴァイオリン・ソナタ第1番』は鍵盤楽器の伴奏のうえに、静かにヴァイオリンの音が聴こえてくる瞬間は、身がひき締まるような感覚になります。

 https://www.youtube.com/watch?v=KCLsfixpXjA

 ロ短調が好きというわけではないのですが、いろんな時にアレッと気がつきます。音階での全音と半音のならび順にどんな秘密が隠れているのでしょう。

 http://otomoji-14.blog.so-net.ne.jp/archive/20170410


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

音列の記憶 [音楽]

 若いころに音楽の手ほどきを受けず、楽器もほとんど触らなかったので、楽譜を見るのは苦手です。なんとなくいろんな音楽を聴いてきましたが、昔の音楽では調性が雰囲気に関わっているのが分かってきます。

 シューベルトの『未完成』、チャイコフスキー『悲愴』、ブラームス『クラリネット五重奏曲』、ドボルザーク『チェロ協奏曲』と並べると、ほの暗く、不安で不安定な気分がひろがります。ロ短調の曲です。 この調性の曲はモーツァルトやベートーヴェンには有ったかどうか思いうかびません。

 イーグルス『ホテル・カリフォルニア』も同じような曲調です。『天城越え』も。

 音の並びの違いによって各人の大脳が同じような反応を示すのは、やはり進化の過程で音列が何か重要な役割を担っていた痕跡とも考えられます。音楽を聴くことで、大脳は何か遠い記憶を思いだしているのかもしれません。


 

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:日記・雑感

キューバの頃 [音楽]

 アメリカとキューバが国交回復にうごいたり、日本の安倍さんがハバナを訪れたりしていると思ったら、フィデル・カストロが他界しました。すべており込み済みだったのでしょう。

 もう十五年程まえ、キューバ音楽に魅了され、しばらく中南米の音楽を漁ったことがあります。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のコンパイ・セグンドやオマーラ・ポルトゥオンドの声やリズムが耳に残っています。

 かって FMラジオで竹村淳というひとの案内する中南米音楽の番組がありました。通勤時間帯だったので車を運転しながら楽しみました。アフリカとヨーロッパとモンゴロイドが出会った場所だけに、多様な音楽が聴かれます。どこの国でも、それぞれ国を代表するような歌手がいます。

 キューバ革命のときは小学5年生で記憶にありません。キューバ危機は中学2年生で、ぼんやりと憶えている程度です。はっきりしているのはケネディ暗殺事件のことで中学3年生でした。その頃からやっとアタマがつながり始めたのかも知れません。「風に吹かれて」が出た年でもあります。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感