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ブラジル風味 [音楽]

 そろそろサクラが咲こうかという時節ですが、まだ寒さがこたえます。運動不足のせいか、午後になると腰痛に悩まされます。


 だんだんと兄弟も少なくなって、自分の生きてきた時間の長さが、それなりの量になっているのを感じます。そのぶん新しい世代が成長しています。


 何か聴いてみようと思って、ブラジルの作曲家・ヴィラ=ロボス(1887-1959)の「弦楽四重奏曲集」と18世紀のテレマン「フルートのための12の幻想曲」を買ってみました。


 ヴィラ=ロボスは「ブラジル風バッハ第五番」が映画などに使われて、知られていますが、多作家だそうで、弦楽四重奏曲も17曲あります。年代順にまだ第七番までしか取り出していませんが、やはり、情感にあふれた楽曲で、寝っ転がって気持ちよく聴けます。年齢とともに、どんな風に曲想が変わっていくのか楽しみです。







 

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パルティータの楽しみ [音楽]

 最近は 17-18世紀ぐらいの音楽を聴くことが多くなったようです。「バッハは抹香臭い」といっている人がいましたが、なるほど、そんな気もします。テレマンの「オーボエ協奏曲集」など何のさわりもなく、気持ちよく通りすぎてゆきます。


 バッハの「パルティータ」という鍵盤楽器曲集は好きで、時おりCDを取り出します。初めて聴いたのは C.アラウのピアノ演奏で、彼の最後の録音となったものです。聴くたびに感心していました。


 何年か前、M.ペライアの録音が出たので、聴いてみましたが、あまりにも粒ぞろいなピアノの美音に驚きました。アラウのを聴きなおしてみると、何か指がもつれてでもいるように聞こえてしまいます。年齢がこんなにはっきりと現れるのかと愕然としました。しかし、アラウの演奏は、こころにひっかかりながら、朴訥とした情感が感じられます。


 その時々の、こちらの気分でいろんな演奏が聴きたくなります。もちろん 19-20世紀も時に選びます。ジャンルも・・・いずれにしても人間の産物なので、興味は尽きません。




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だれかさんが みつけた [音楽]

 紅葉や落葉の時期ですが、秋の歌といって思いうかぶのは『里の秋』とか『もみじ』、『ちいさい秋みつけた』などで、何かの拍子にふと口ずさんだりすることがあります。


  しずかな しずかな里の秋

  おせどに 木の実の落ちる夜は

  ああ かあさんと ただ二人

  栗の実 にてます いろりばた


 二番以降の歌詞を見ると、父親は南方へ戦争に行っているようです。 三番では・・・


  ああ とうさんよ ご無事でと

  今夜も かあさんと祈ります


 元の歌詞は昭和16年に斎藤信夫というひとが『星月夜』という題で作詞したものだそうです。 昭和20年12月、戦地からの復員の時期に合うように、一番、二番はそのままに、三番を作り替え、曲を付け『里の秋』という題にしてラジオ番組に使ったそうです。 単に秋の情景を歌ったものではなく、背景に戦争の影がただよっています。


 『ちいさい秋みつけた』の作詞はサトウ ハチローですが、異母妹の佐藤愛子の『血脈』という長編小説を読むと、佐藤一族はトンデモナイ人たちの集まりで、サトウ ハチローも無茶苦茶なひとのようで、どんな顔をして、かわいらしく「ちいさい秋みつけた」などと言えるのか、不思議に思えるくらいです。不良、放蕩、警察沙汰のすえ、父・佐藤紅緑に勘当され、小笠原諸島の父島に放逐されます。・・・そんな中から歌詞は生まれてくるようです。


 たわいもない子供の歌と思っていても、でき上がるまでには、いろんな事情が絡まっているようです。


  だれかさんが だれかさんが

  だれかさんが みつけた 



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映画音楽のこと [音楽]

 先週末、家内が見ているテレビから「Stand by me」が聞こえてくるのには驚きました。映画の一場面かと思ったのですが、英国の結婚式の中継放送でした。


 この曲を聞くと、少年たち 4人が線路を歩いている映像が思いうかびます。あの映画のころ、わたしのこどもたちもちょうど、同じような年頃でした。


 映画の中で流れる音楽は、ほとんど映画を見ないわたしでも、いろいろ思いだします。古くは『太陽がいっぱい』や『ロミオとジュリエット』のテーマ曲・・・。 意外だったのは『鉄道員 ぽっぽや』で高倉健が、江利チエミのデビュー曲「テネシー・ワルツ」を口ずさむシーン。


 川本三郎は <高倉健は、いつも詫びていた。「すまない」と頭を下げていた。こんなにも、罪責感を心に抱えたヒーローを演じた俳優は、日本にも外国にもいないのではないか。> と書いています(『映画の中にある如く』)。


 是枝裕和監督の映画がカンヌで受賞しましたが、映画を観る根気が薄れているので、たぶん見ることはないでしょう。ときには、映画の本を読んだり、映画音楽を聴いたりすることはあるでしょうが。




 

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街歩きの収穫 [音楽]

 先日、路地を歩いていると、すこし遅い桜が咲いていました。桜は晴れやかで、周囲を明るくします。ぶらぶらと足に任せて角を曲がったり、橋を渡ったりしていると、CD 屋さんがありました。


IMG_1924.JPG


 のぞいてみると、店主の好みなのか、録音の古いのが並んでいました。いろいろ棚を眺めていると、「こちらにも有りますよ」とおばさんが声をかけてきます。


 時間がたつにつれ、何か買わなければ・・・と焦った気持ちになってきます。何回か棚を見ていると、オットー・クレンペラーの指揮のが目についたので、二枚買ってきました。


 帰って、聴いてみると、すみずみまで神経の行き届いた、身にしみる、いい演奏でした。FM 放送もなかったころ、クレンペラーの演奏はよくラジオから流れていました。


 彼は逸話の多いひとで、寝タバコで大やけどをしたり、女性問題でケガをしたり、有名なスキャンダルがたくさんあります。 だのに、なぜこんな神々しいまでの演奏ができるのか、不思議に思うほどです。


 そういえば数日前、映画「アマデウス」のミロス・フォアマン監督の訃報が、新聞に出ていましたが、モーツァルトも逸話の多いひとだったようです。 


 クレンペラーもフォアマンもアメリカへの亡命・脱出を余儀なくされた人たちのようです。 週末の嵐で、路地の桜も花筏になってしまったことでしょう。




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身につまされる演奏 [音楽]

 音楽はビミョウなもので、演奏者によって「いいなぁ〜」と思えるときと、からだになじまない場合とがあります。


 ひと月ほどまえ、CD屋さんに、W.バックハウスのピアノ演奏、K.ベーム指揮、ウィーン・フィルでブラームス「ピアノ協奏曲 第2番」というのが並んでいました。 たしか名盤として案内書などに取りあげられていた記憶がありました。


 しかしどうも、バックハウスの演奏というのは、いままでしっくりと聴きほれた憶えがありません。そのまま CDは買わずに帰って、自宅にある、いいと思う E.ギレリスのピアノ、 E.ヨッフム指揮、ベルリン・フィルの演奏を取り出してみました。やっぱり生気があって、つやがあって、よい曲だなと感じ入ります。


 この演奏よりもっと良い演奏とはどんなんだろうと、興味がわいてきます。バックハウスはスタインウェイではなく、ベーゼンドルファーのピアノを弾くので、ウィーン・フィルの弦楽器の音によく合うのだと書かれています。


 次に CD屋に出かけたとき、つい誘惑にまけて、先の CDを買ってしまいました。 どんなかな・・・と耳をかたむけてみました。 やはり、どこか遠いところで鳴ってるような、なんとなく体にそぐわない感じがぬぐえません。 録音のせいなのか、再生装置のせいなのか・・・なんとも不可解な気持ちになります。 身につまされる演奏として聴こえてこない・・・また、なにかのきっかけで、感じが変わることがあるのでしょうか・・・。




 

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「枯葉」の季節 [音楽]

 テレビを見ていると坂東玉三郎が「枯葉」を歌っていました。歌舞伎のときのような声ではなく地声で、舞台人らしい丁寧なうたいっぷりでした。 CD も出ているそうです。


 「枯葉」はイヴ・モンタンが歌い始めでしょうが、いろんな人が歌い、演奏しているのに出会います。 何年かまえボブ・ディランが採りあげていたのには驚きました。声に陰影があって聴きごたえがありました。


 サラ・ヴォーンは特異な唄いぶりです。マイルス・デイヴィスの音は極めつきです。しかしドリス・デイやスタン・ゲッツのも心地よい音楽です。


 シャンソンの歌詞はジャック・プレヴェールのものですが、何ヶ月かまえ、岩波文庫で『プレヴェール詩集』(小笠原豊樹訳)が出ました。フランス語は分からないので、しかたなく訳詩を読みますが、どんな詩なんだろう・・・とペラペラと拾い読みする程度です。「枯葉」も最後のページに載っています。小笠原豊樹は岩田宏という名の詩人でもありました。


 

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秋の夜長に [音楽]

 音楽でどんな曲がなじみ深いかと思い浮かべると、まずモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K.364 」がでてきます。実演に接する機会がないので、CD で聴くだけですが、ヴァイオリンとヴィオラの掛け合いが楽しめます。




 先日聴いたのはオイストラフ親子の共演盤です。息子がヴァイオリンをひき、父親がヴィオラでした。いろんな人の組み合わせがあり、見かけるとつい買ってしまいます。


 イリーナ・メジューエワ『ピアノの名曲 聴きどころ弾きどころ』(講談社現代新書)は現役のピアニストがバッハからラヴェルまで、代表的な曲について、演奏上の苦心、解釈をこと細かく明朗に語っています。難しいところもありますが、そうなのか・・・と納得させられる話しがたくさんあります。たとえば、シューマンの「クライスレリアーナ」という曲集はピアニストにとっては、魅力があって弾きたくなるのですが、聴衆には余り興味がないかもしれない、というような打ち明け話しなど、そうかもしれないと腑に落ちます。


 秋の夜長を、いろんなものを取り出して、眺めたりして、寝そびれるのは五十年来の悪癖です。



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静寂の歌を [音楽]

 どうでもよいことかも知れませんが、CD を整理していて気がついたのですが、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」には「Sounds of silence」,「The sounds of silence」,「The sound of silence」と三種類の表記がありました。


 ケースには sound なのに、CD には sounds と書かれていたりします。「Sounds of silence」はアルバムのタイトルのようなのですが、気になって iTunes store を見てみると、「The sounds of silence」も「The sound of silence」もそれぞれダウンロードできます。50 年以上もまえの歌なので、なにか事情があったのでしょう。ファンのあいだでは常識なのかもしれませんが・・・。


 歌詞を読んでみると、sound と sounds が両方でてきます。<Hallo darkness・・・>と呼びかけではじまる世界は、まるで村上春樹の小説の主人公が住んでいそうな雰囲気です。『風の歌を聴け』で村上春樹が登場するのは、それから 15 年後のことです。



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唄の題名 [音楽]

 今日、梅雨があけたそうです。蒸し暑くて、眠りにくい夜には、唄の題名を<A>から順に思いうかべてみることがあります。


  A hard day's night

  Browin' in the wind

  Chan chan

  Danny boy

  Edelweiss

  Fly me to the moon

  Georgia on my mind

  Hotel California

  I shot a sheriff

  Johnny guitar

  Killing me softly with his song

  ・・・・・・・・・・・・


 古い曲ばかりですが、すぐに幾つか思いつくのと、難しいのがあります。<K>は他に何があったか・・・適当なのが見つかりません。そして、・・・眠ってしまいます。



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